レスポンデント行動

行動分析学で扱う行動はレスポンデント行動とオペラント行動の2種類に大別できる。レスポンデント行動とは特定の刺激に誘発される行動で、反射行動などがレスポンデント行動に当たる。

レスポンデント行動は、何らかの原因によって行動が行われる。例えば、食べ物を口の中に入れると唾液が分泌される、というレスポンデント行動を見ると、食べ物が口に入るという原因に対して、唾液が分泌されるという行動が行われている。

食べ物が口に入ると唾液が分泌される、というような生体が本来持っている反応を、無条件反射と呼ぶ。これに対し、梅干しのような酸っぱいものを見ると唾液が分泌されるなどの、経験によって後天的に獲得した反応を、条件反射と呼び、条件反射が確立される課程をレスポンデント条件づけ、または古典的条件づけと呼ぶ。


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