スキーマ

知識を体制化する枠組みをスキーマと呼ぶ。人間は外界からの情報を処理する過程で、構造化されたスキーマを用いると考えられている。

ラメルハートとオートニーは、スキーマを「記憶に貯蔵された一般的な概念を表現するデータ構造である」と定義し、下記のような特徴を挙げている。

人工知能研究での知識表現においても、スキーマは重要な位置を占めており、本質的なテーマでもある。スキーマの中でも、主に宣言的知識を表現するための手法として、フレームという概念も提唱されている。

社会的認知研究では、人物スキーマ、自己スキーマ、事象スキーマ、役割スキーマなど、多様な社会的スキーマが仮定されている。


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