刺激物を取り過ぎない

※ここでの刺激物とは、塩分の高いものや、辛みや渋み、香りの強いもの、カフェインを含むもの、お酒やタバコなども含みます。

刺激物の多くは、体内に入ると血圧や心拍数が上昇し、一時的な興奮状態になります。刺激物を摂り過ぎると中毒になる危険性があり、1日中摂取し続けると心も体も休まらない状態となってしまいます。刺激物が好きな方は1日の量をあらかじめ決めておき、取り過ぎないように注意しましょう。また、刺激物は睡眠の妨げにもなりますので、寝る前に取るのも控えましょう。

唐辛子の摂取で体内は大忙し

唐辛子の入っている辛い料理を食べると体が暖かくなり発汗作用もあるため、唐辛子ダイエットが一時流行りました。確かに辛いものを食べると一時的に体温は上昇しますが、唐辛子に含まれるカプサイシンには発汗や呼吸数の増加、血管の拡張などによって体温を下げる効果もあるのです。さらに辛いものは食欲増進の効果もあるので、ダイエットに不向きなように思います。

ちなみに、人間は急激に体温が下がると眠くなってしまうので、食べるタイミングにも注意が必要です。

辛味は痛み

「辛味」という言葉から「辛さ」というのは味覚のように思えますが、辛いと感じるのは痛覚が刺激されているからで、味覚ではありません。辛いというのは痛みなのです。その証拠に粘膜や皮膚の弱い部分に辛いものが付いた時にもヒリヒリとしたり痛いと感じることができます。

人間は痛みを感じるとアドレナリンが分泌されますが、アドレナリンには痛みが感じにくくなる効果があります。辛いものを食べて痛みを感じなくなっても、口内や食道、胃などは大きなダメージを受けており、脳や体に大きなストレスがかかります。また、アドレナリンが過剰に分泌されると、パニック障害やうつ、不眠症などの精神疾患をわずらう可能性もあります。

唐辛子の定期的な過剰摂取は、胃がんの発生率が高まるというデータもありますので、辛いものが好きな人は辛すぎるものは避けて、ピリ辛ぐらいに抑えるようにしましょう。

余談ですが「辛い」という字は「からい」とも読めますし「つらい」とも読めます。なぜ同じ字を書くのか正確なところはわかりませんが、昔の人は「からい」ものは心や体に「つらい」ものであるという認識が強かったのかもしれません。

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