ステレオタイプ内容モデル(SCM)

ステレオタイプを能力と人柄の二つ次元でとらえる考え方をステレオタイプ内容モデル(SCM)と呼ぶ。このSCMによると、能力の判断には対象集団の社会的地位が基づいており、人柄の判断は相手が味方であるか、競争相手であるかに基づいている。

人柄の良否は積極的な面での援助と危害、どちらが起こりやすいか予測することが出来る一方、能力の高低は消極的な意味での援助と危害を喚起するという。「人柄は良いが低能力」の対象には積極的に援助するという姿勢がみられる一方、できることなら無視したいという消極的な危害の可能性もある。「人柄が悪くて低能力」の対象にはいじめや暴力などの積極的な危害と消極的危害の両方が起こりやすい。「人柄は悪いが高能力」の対象には積極的な危害が見られる一方、とりあえず言うことを聞いておく、という消極的援助が起こりやすい。「人柄がよく高能力」の対象には積極的援助と消極的援助が起こりやすい。


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