ソーシャルネットワーク

ネットワーク構造

人と人とのつながりは複雑なネットワーク構造を作り上げているが、各箇所ではネットワークのまとまりができる。このまとまりをクリークと呼び、クリークが集団であることが多い。


オピニオンリーダー

集団の意思決定などで大きな影響力を持つ人物をオピニオンリーダーと呼び、その影響を受ける相手はフォロアーと呼ばれる。オピニオンリーダーは自分のクリークの外側にもつながりを持っており、このリンクを通して自分のクリーク内に新しいものを取り入れている。

弱い紐帯と強い紐帯

クリーク内でも特に親密なやり取りの多い人々とのリンクは強い紐帯と呼ばれる。強い紐帯は基本的にはクリーク内に見られる。強い紐帯に対し、つながりはあるが、それほど頻繁に親密な交流があるわけではないリンクは弱い紐帯と呼ばれる。弱い紐帯は主に、クリークの外側に見られるが、クリーク内にも存在する。クリークの規模が大きいほど、弱い紐帯の割合が多くなる。

強い紐帯では結束的なネットワークを持っており、お互いのことをよく知っているため、強い凝集性や高い同質性がある。その一方で、お互いがしばり合ってしまうため、新たなつながりを作り出す機会を失ったりすることもある。

弱い紐帯では自分の所属するクリークの外側の相手と接触することが多く、自分のクリーク内にはない情報を獲得することができる。強い紐帯での情報のやり取りでは、新しい情報や違う視点での考え方が生まれにくいため、弱い紐帯での情報のやり取りは非常に重要になる。しかし弱い紐帯からの情報は信憑性に欠けるため、その判断が求められることや、そのネットワークを維持するための時間的コストがかかることなどの、デメリットも存在する。

類同性の原理

強い紐帯の特性として、類似した属性を持つ人々が結束的なネットワークを形成しやすい、類同性の原理があげられる。類同性には、類似しているから紐帯を結び合うという側面と、紐帯を結んだ後にコミュニケーションを重ねることでお互いが類似してくるという側面を持っている。


社会心理学カテゴリー
集団