弁別と般化

類似した刺激の中から、特定の刺激だけに反応するようになることを弁別と呼び、条件付けされた刺激だけでなく、類似した別の刺激においても、同様の反応が生じることを般化と呼ぶ。

例えば、信号が青なら渡る、赤なら止まるなど我々は信号を色によって弁別している。しかし、青信号と言っても設置された時期や場所によって、多少色の異なる信号があったり、一般的には緑であるが、青い信号も存在している。このような色の違いがあっても、色の系統が同じであれば、同じ青信号として般化が行われている。

この他にも、人は日常生活の中で多くの弁別と般化を無意識、または意識的に行っている。


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