他者の行動原因の推論

他者の行動を理解するために人は、その行動の原因を知ろうとする。行動の原因は内的原因と外的原因に分かれる。内的原因とはその人の性格や行動の動機、意図などで、外的原因は社会的状況や物理的状況などである。

行動の原因が内的原因なのか外的原因なのかを判断する際に他者の行動を観察するが、人はコンセンサス、一貫性、弁別性の三つの情報を無意識に観察している。コンセンサスとは対象者が特定の刺激に対して、他の人たちと同じように行動しているかどうかで、他の人と同じように行動している場合を高コンセンサスと呼び、高コンセンサスでは外的原因の影響が強いといえる。一貫性とは対象者がこの特定の刺激に対して、別の機会にも同じように行動しているかどうかで、いつも同じように行動している場合を高一貫性と呼び、高一貫性では内的原因が反映されているといえる。弁別性とは対象者が他の刺激に対しても同じように行動しているかどうかで、他の刺激でも同じように行動している場合を低弁別性と呼び、内的原因が反映されているといえる。


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