魅力的な女性の身体とは

外見的魅力というのは顔だけではなく、当然身体も含まれる。男性は女性のどのような身体に魅力を感じるのか、ここではウエストのくびれ、BMI(肥満度)、バストサイズ、脚の長さによる魅力度の違いを掲載する。


ウエストのくびれ

ウエストのくびれの指標としてWHR(Waist Hip Ratio)という[ウエスト / ヒップ]で表わされる数値が使用される。

心理学者のデベンドラ・シンは、女性の線画を用いてWHRと体重についての魅力度を評価する実験を行っている。線画には WHR 0.7、0.8、0.9、1.0 と3パターンの体重を組み合わせて、計12枚を用いた。

その結果、一番魅力度が高かったのは標準的な体重でWHR0.7であったが、体重が同じであればWHRの値が小さいほど魅力度が高かった。

その他の研究でも、コンピュータの画像処理でWHRを調整した女性の写真を用いた実験で同様の結果が得られている。

なぜウエストのくびれが魅力的に見えるのかについては、女性ホルモンが関係していると考えられている。ウエストのくびれは女性ホルモンによって作られることがわかっており、女性ホルモンは生殖能力とも関係している。つまり、生殖能力の高い女性を選ぶために、くびれのある女性に魅力を感じるというわけである。

また、くびれがないということは余分な脂肪が多くついているということでもあり、太りすぎている場合は糖尿病や高血圧、動脈硬化などの病気になりやすいことも挙げられる。

最近の研究では、スティーブン・ゴーリンとウィリアム・ラセックが母親のWHRとその子供の知的能力に相関があることを発見している。母親のWHRが小さいほど、その子供の知的能力が高いというのである。

WHRが小さいということはヒップに十分な脂肪がついているということでもある。ヒップや太ももの脂肪には、子供の知的能力の発達に必要な脂肪酸(長鎖多価不飽和脂肪酸)が含まれており、これが子供の知的能力に影響を与えていると考えられている。

BMI(肥満度)

BMIは、体重[kg] / (身長*身長)[m] で得られる。WHOで定められている国際基準では、18.5以上25.0未満がBMIの標準値である。国によって理想値は異なり、日本でのBMI理想値は女性で21.0と言われている。

トビーらの実験によると、BMI20前後が最も魅力的に見え、15〜17くらいまで下がると魅力度は急激に下がることがわかっている。これは痩せすぎていると月経不順などにより妊娠しにくい身体であると判断されるため魅力度が下がると考えられる。

高い方ではBMI25辺りから魅力度は減少傾向にある。WHRの魅力度からもわかるように、太りすぎても魅力度は下がる。

バストサイズ

バストが大きい女性ほど、ヒッチハイクの成功率が上がる、もらえるチップが増えるなど数々の実験から、バストサイズが男性の行動を変化させることは実証されている。

バストの大きさは女性ホルモンと関係しているので、生殖能力とも関係している。また、栄養が不足すると最初に胸の脂肪が落ちてくることもわかっている。女性のバストは大きければ健康であるという最も分かりやすい場所であるため、男性は女性のバストに目がいきやすいと考えることもできる。

大きいバストが魅力的に見える理由として、対称性が分かりやすいということも挙げられる。「魅力的な女性の顔とは」で示した通り、身体の対称性は免疫力と対応関係にある。バストの対称性を確認するにはある程度の大きさが必要であり、小さいバストが魅力的に見えないのは対称性が確認しにくいためであるとされる。

ただし、バストサイズと魅力度に関する研究は、A〜Cカップくらいまでのバストサイズにおける比較である場合が多いので、それ以上での魅力度については定かではない。

アンケート調査によると、男性にとって理想のバストサイズはC〜Dカップのようであるが、意識できることとできないことが一致するとは限らない。それは下記の研究を見てもわかる。

バストサイズが魅力度に影響しない?

バーナビー・ディクソンらは、3DCG(3次元コンピュータ・グラフィック)で作ったリアルな女性の全裸画像を男性に提示し、魅力度の評価をしてもらう実験を行っている。画像にはWHRとバストサイズの違う数種類の組み合わせを使用した。このとき男性にはアイマークカメラをつけてもらい、どこを見ているのかも記録した。

予想通りバストを見ている時間が大半を占めていたが、バストサイズは魅力度に影響を与えていないことがわかった。魅力度に影響したのはWHRであったが、ウエストには視線がほとんどいかなかったのだ。

この結果から、ウエストに対する魅力は無意識的なもので、バストに対する魅力は意識的なものであることが示唆されている。

ただし、バストサイズが魅力度に影響しないのかというとそうではなく、この実験では裸の画像を用いていることを考慮しなければならない。バストの対称性を見ているとした場合、裸の画像では服を着ているよりも対称性は確認しやすいはずである。そのためにバストサイズが変化しても魅力度が変わらなかった可能性もある。

どちらにしても、男性はバストサイズよりもWHRを重視している可能性は高い。

脚の長さ

脚の長さにおける魅力度の研究は線画やシルエット用いて行われ、脚の長さの指標にはLBR(Leg Body Ratio)という脚と身体の比率が用いられている。これらの実験ではより脚が長い方が魅力度が増すという結果が得られている。

その後の3DCGを用いて行われた実験では、女性の場合、脚の長さがその国(日本)における平均値かやや長めが最も好まれる傾向があることがわかっている。

一般的に脚の長さは遺伝よりも環境による影響が大きいと考えられている。つまり成長過程で有害な物質にさらされず、十分な栄養状態であったことを示す指標ともなる。また脚が短いほど病気のリスクが高いことを示す研究もある。

ただし、脚が長いということは胴が短くなることを意味する。胴が短いと肺機能が低く、その他の病気によるリスクも示唆されている。

脚の長さにおいては胴の長さとのバランスが重要になるので、平均値から大きく離れていなければ魅力度にさほど影響を与えないと考えられる。ただし、実際に脚が長いのと長く見えるのとでは別問題である。

魅力的な女性の身体 まとめ


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