多属性意思決定
現実の場面では、ひとつの属性を比較し判断する場合よりも、機能や性能、操作性や価格など複数の属性をもった対象からひとつを選ぶことのほうが多い。これを多属性意思決定と呼ぶ。
多属性意思決定に関するモデルとして、EBAモデル(属性消去モデル)がある。EBAモデルでは、複数の属性のうち重要度の高い属性が選ばれ、選ばれた属性に関して選択肢が比較され、望ましくない属性を持つ選択肢は消去される。このプロセスを繰り返し、残った属性をもつ選択肢が採用される。
参考書籍
- 『認知心理学 (New Liberal Arts Selection)』 有斐閣(2010)
- 『認知心理学 (放送大学教材)』 放送大学教育振興会(2013)
- 『錯覚の科学 (文春文庫)』 文藝春秋(2014)
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