宣言的知識と手続き的知識
知識は宣言的知識と手続き的知識に分けられる。宣言的知識は、言葉で説明できるような知識であり、情報は意識的に利用可能な形で保持され、「AはBである」「AならばBである」などの形で表現される。手続き的知識は、行為に関する知識であり、自転車の乗り方やキーボード入力など、反復練習によって意識せずに秩序だった行動が可能になる知識である。ノウハウとも呼ばれる。
知覚したイメージが、再び心の中で表現される情報やその表現形式を、心理学では表象と呼ばれることが多い。また、知識の基本単位は概念であり、概念を分類したものがカテゴリーとなる。
参考書籍
- 『認知心理学 (New Liberal Arts Selection)』 有斐閣(2010)
- 『認知心理学 (放送大学教材)』 放送大学教育振興会(2013)
- 『錯覚の科学 (文春文庫)』 文藝春秋(2014)
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