認知心理学
認知心理学では、知覚や記憶、理解、学習、問題解決、推論など人間の認知機能を研究対象とし、人間もコンピュータと同様に情報を処理するシステムであるとする考え方をとる。
認知とは、外界にある対象を知覚することで、解釈や判断を行う過程のことである。認知心理学では認知をテーマにしているため、他の心理学分野とも関係が深い。
認知心理学は認知科学の一分野であり、その他の認知科学の分野とも密接に関係している。主に実験的手法によって心の理解を目指す実験心理学によるアプローチが取られるが、認知の働きを脳機能から説明しようとする認知神経科学や、人間の知能をコンピュータ上で実現しようとする人工知能研究などの情報科学からのアプローチもある。
知覚と記憶
- 視覚
- 注意
- 記憶
- 感性
高次認知機能
- 知識の構造
- 言語
- 問題解決
- 推論
- 判断
- 感情
認知の形成
参考書籍
- 『認知心理学 (New Liberal Arts Selection)』 有斐閣(2010)
- 『認知心理学 (放送大学教材)』 放送大学教育振興会(2013)
- 『錯覚の科学 (文春文庫)』 文藝春秋(2014)
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